WANIMA - TRACE
WANIMA
昨年はフェスに出まくりで凄かったらしい。
いまさらになって、どんどん好きになってきている。
僕も参戦したCOUNT DOWN JAPAN 15/16の3日目に彼らは出演していたらしい。見向きもしなかったのは、なんとも悔やまれることである。
CDJに参戦した当時は、新しく出てきた若者に人気の今風バンドかなって程度で、全く気にしていなかった。そのうえ僕は、パンク・メロコアといった類のバンド、特に日本のやつは、全部同じ曲に聞こえてしまう側の人間で、なかなか「良い!」って思えるバンドに出会えていなかった。
そこでWANIMAの登場。
明らかに言えるのは、僕ら世代の音楽好きにドンピシャだったってこと。
モンゴル800、GOING STEDY、太陽族のようなインディーズのパンクロックの2000年前後に活躍したバンド達に通じるものを感じた。
どんなジャンルの音楽聞いても、どんな先鋭的でかっこいい音楽が好きになっても、歌詞に温かみがあって、必死に若者が歌うあの感じは、心を打つ感じがあるし、好きだなって人も多いと思う。FUNKY MONKEY BABYSなんかもそっちかな。
そもそも僕が最初に音楽を聴き始めたのは19で、まさに心に響く歌を若者が必死で歌う系発の人間なのである。
話がそれてしまったけど、最後に言いたいのは、
最近こういうバンド無かったよねってこと。
なんか、人柄も純粋で、歌声も直球で、聞き手の心が浄化される。ような気がする
ある時期、
やたらラッパーがお母さんに感謝する歌が出てた時期があったよね。
綺麗な歌や直球なバンドがいっぱいあったら困るけど、ちょうどいま足りてない。
WANIMAハマってます。